2016/08/13 00:28

調理師免許を持ってはいたものの、パンの製造はまた特殊な分野で全く経験もありませんでした。

「実際やってみないとわからん」
ということで、図書館や本屋さんをまわってレシピ本をそろえ、クックパッド等も参考にしながら自宅でベーグルを焼き始めました。
最初はシンプルなレシピでドライイーストを使って焼いてみたところ、初めてにしてはまあまあのできばえ。笑

その後も他のレシピや材料を変えながら試行錯誤。
失敗も重ねつつ、なんとかベーグルと呼べるようなものを安定して焼けるようにはなってきましたが、、、

見た目は合格!でも味は普通。
家で食べるぶんにはこんなものかな〜?
くらいのレベルにはなってきました。



そんななか飲食店を立ち上げるプロジェクトにお声掛けいただいたり、空き物件の相談をうけるような際に
「ベーグル屋さんどうかな?」
とアイディアのひとつとして頭にでてくるようになりました。

でも自分でつくるベーグルのレベルがどのくらいなのか?
パン屋さんに対抗できるレベルなのか?
新潟で数少ないベーグル屋さんのものを買ってみたり、東京の人気店まで行って並んだりして、いろいろと食べ比べてみました。

↓ちなみに行列のできるこちらのお店にはとても影響を受けました。笑



実際に食べてみて原材料を見ながらどうやってつくっているのか想像してみるものの、自宅用につくるのと販売用にたくさんつくるのとではやっぱり違います。
そこで数年前に別プロジェクトでたまたま知り合った専門家、パンコーディネーターの更家友美さんに恥ずかしながら相談してみました。

先日のカフェで開催したワークショップでも様々な専門的知識を教えてくれましたが、やっぱり経験者は違いました。
更家さんはパン好きなら誰もが憧れる「最高級パンの通販専門店recette」の製造責任者を任されていた方です。
材料にも製法にもこだわって10年間パン職人としてパンづくりに携わってきた実力はさすがでした!!

写メとメールのやりとりだけでもとても参考になるようなアドバイスをもらって、実際にベーグル屋さんをやる際には絶対にその力をお借りしたいな〜と思ったのです。
更家さんとの出会いがなければ「ベーグル屋さんをやろう!」とは思えなかったと思います。笑

そんななか新潟市美術館の喫茶室運営者を公募するという情報が入ってきました。

つづく。